私はShin Naka(なかしん)、旅ブロガーだ。今回は父として高校2年の息子と出かけた大阪万博の記録を残しておく。
息子の夏休みのある日、突然「大阪万博に行こう」と思い立った。調べるのは面倒だったので、いつものようにChatGPT5に訊き、そのまま予約サイトからチケットを取った。
チケットは東ゲートと西ゲートを選べる仕組みだった。AIは「夢洲駅から近いのは西ゲート」と答えたので、私は迷わず西ゲートを予約した。だがこれが間違いだった。夢洲駅から近いのは実際には東ゲート。Googleマップを少し見れば分かることなのに、私は完全に鵜呑みにしていたのだ。
Googleマップを見直してミスに気づいた時には、すでに後の祭り。ChatGPT5に再び尋ねても「変更できない」と言われ、仕方なく夢洲駅ではなくクソださい名前のコスモスクエア駅から出る西ゲート行きのバスを予約した。
あとで調べれば東ゲートに変更できたようだが、もう返金不可のバスを取っていたので、これも後の祭りとなった。後の祭り状態の今となっては、すべてが後の祭りなのだ🏮
最新の情報はChatGPTに訊いたらダメだぞ。
グランドリーム3号

東京から大阪へは夜行バスで行くことにした。夜行バスを予約したのは、息子に一度体験させてみたいと思ったからだった。

東京駅八重洲口から出る21時50分発、大阪駅行きのグランドリーム3号に乗り込む。

席は一番前で、三列シートのゆったりとしたつくりだった。私は眠くなる蕁麻疹の薬を飲んで、リクライニングシートに体を預けると、いつのまにか眠りに落ちていた。

朝6時10分、大阪駅に到着。私は思いの外眠れたが、息子はほとんど眠れなかったようだった。
ホテルで朝食
まず宿泊予定のホテルに向かい、バックパックを預けた。身軽になって少し落ち着いた気分になる。ところが、汗拭きタオルや息子のモバイルバッテリーといった大事なアイテムまで入れたまま預けてしまっていた。気づいたときには、これも後の祭りだった。

手ぶらになった我々は、この時間でも開いているレストランをGoogleマップで探し、行ってみることにした。

朝食はビュッフェしか営業していなかったので、そのまま利用する事に。

ベーコンは肉厚で、食べ応えがある。

コーヒーを飲むと、ようやく体が目を覚した。

トイレを探して通路に出た時、初めてここがホテルのレストランだと気づいた。どうりで、インバウンド人が多いのか。

コメダ珈琲店
クソださい名前のコスコスクエア駅から乗るバスの時間までまだ余裕があったので、我々はコメダ珈琲店に入った。朝食二次会だ。

しかしあり得ないことに、カウンター席以外は充電できないコメダ珈琲店だった。そんなのコメダ珈琲店とは言えない。気付いた時には、後の祭りだった。

息子はソフトクリームがたっぷり乗った飲み物を注文。グラスからあふれそうで、見ているだけで面白い。

私はまたコーヒーを頼んだ。モーニングの時間なので、トーストはいただいておく。
万博会場へ
夢洲駅行きの地下鉄に乗り、夢洲駅の手前のクソださい名前のコスモスクエア駅で降りた。

クソださい名前のコスモスクエア駅から予約していたシャトルバスに乗り、午前10時50分、西ゲートに到着。

しかし、そこからが大変だった。バス停から入口までの距離が長く、人も多く、気温も高い。あっという間に汗だくになり、まるでサウナの中を歩いているようだ。汗拭きタオルはどこや!
こんな八月の猛暑日に万博を選んでしまったことを後悔しても、もう後の祭りだった。
👉 会場に入ってからの体験は、Ep02に続く。