粉瘤を切らずに薬で治した話
月曜日の夜

「🔗北九州からの飛行機」で寝てて、着陸前に目覚めたら後頭部に痛みが。人差し指の第一関節くらいの固いシコリ? コブ? が出来ていた。初めは「虫にでも刺されたのかな?」位に思ったんだけど、なんか違うみたい。
ネットで調べたら固いシコリはオートマチックに一週間位で治ると書いてたので、一週間様子を見ることに。
一週間後の月曜日
痛みが増してる気がする。場所が場所だけに枕が当たると痛い。眠りにも支障が。なので行きつけのクリニックへ。
先生曰く「これはいわゆるオデキですね。抗生物質と痛み止めを四日(月火水木)分出すから、それでも治らないなら金曜日に総合病院の皮膚科へ行って切ってもらって」との事。
えっと後頭部を切るの、もの凄く怖いんですけど! 切ったところ禿げるの? クリニックの先生は抗生物質が効く事を祈るしかないと言ってました。
あと「抗生物質を飲む間はアルコールを控えるように」って。これが一番ショックだったりする。毎日飲んでいるからね。
運命の金曜日
後頭部のオデキは全然まだそこにある! ビクともしない。クリニックの先生の言う通り、後頭部を切られる運命にあるのでしょうか。お通夜ムードで総合病院の皮膚科へ。
総合病院の先生曰く「これは粉瘤です。まだ切りません」。クリニックのよりも強い抗生物質を飲んで、経過によってストーリーは三つに分岐するみたい。
①抗生物質を飲んで、効かなければ切開。バッドエンド。
②抗生物質が効いて粉瘤が無くなれば、お終い。ハッピーエンド。
③抗生物質が効いてもまだ粉瘤が残ってれば手術。微妙な展開。
だそうです。切開と手術の違いを教わりましたが、切開は極力したくないやつみたいです。二週間分の抗生物質が出ました。もちろんアルコールは禁止です。
二週間後の金曜日
まだ後頭部に粉瘤はあるものの、心なしか小さくなってるご様子。痛みはないですね。つまり薬が効いている模様。という事で上記①のバッドエンドは免れたって事かな。
この調子で三週間続けることに。抗生物質の量は半分で、アルコールは少しなら良いとの事。でもその分効き目が落ちるとか。飲まないに越したことはないね。
三週間後の金曜日
総合病院へ。粉瘤はもうほとんど分からないくらいのサイズに。先生も「もう薬は飲まなくても良いでしょう」と。手術も様子見で。もし再び大きくなってきたら考えることに。
先生の感じだとこのまま手術せずにスルーする事になると思うって。よし、通院お終い。薬で粉瘤に勝ちました! 優勝ですね! ハッピーエンド、ゲットだぜ!
劇終
とりわけ長い禁酒生活だったので、お酒を飲まない事に慣れました。あれ? オレって無闇矢鱈に飲まなくても全然大丈夫やん。
今回の後頭部粉瘤事件を通して「本当にお酒を飲まないとやってけないの? 」って自分を疑う事を学びました。
常に「それ本当に必要なの? 」と自問自答してます。そしてお酒を辞めたついでに筋トレを始めました。「🔗40代後半からの筋トレ💪 」につづく!